東京都での遺品整理は、故人の大切な思い出や品々を整理する重要な作業です。しかし、初めての方にとっては、どの業者に依頼すれば良いのか、何を基準に選ぶべきか悩むことも多いでしょう。この記事では、東京都でおすすめの遺品整理業者を厳選して紹介します。また、業者を選ぶ際の注意点やポイントも詳しく解説しますので、安心して業者選びができるようサポートします。大切な遺品を丁寧に扱ってくれる業者を見つけ、スムーズな遺品整理を実現しましょう。実際に遺品整理や片付け業界に在籍していた経験を活かして皆様に最適なご説明をいたします。
東京都の遺品整理業者の選び方
東京都で遺品整理を行う際の選び方は、以下が挙げられます。
・遺品整理士の資格を持っているか
・料金体系がしっかりしているか
・地域に密着しているか
遺品整理士の資格を持っているか
遺品整理業界では、一つの信頼の目安にもなる遺品整理士という資格があります。「遺品整理士」は一般社団法人遺品整理士認定協会が発行する民間の資格です。受験資格は、誰にでもあり認定講座を受講し課題レポートを提出することで資格を取得することが可能です。ここまで聞くと誰でも簡単に取得でき、信頼の目安にするには物足りないと感じるかもしれませんが、そんなことはございません。実際の合格率は65%であり3人に1人が不合格になっているというデータもあります。また、実際に私の先輩が受講しておりましたが、レポート形式なため文章で解答する必要があり、一般的な遺品整理知識はもちろんリサイクル知識やご家族への想いを形にするための知識など合格するために、たくさんの知識を兼ね備える必要がございます。お客様の大切な遺品を処分するという感覚ではなく供養するという観点を持ちながら仕事に取り組む遺品整理のプロフェッショナルである「遺品整理士」の有無は東京都で安心できる遺品整理業者の一つの判断材料として適切だと言えます。
料金体系がしっかりしているか
遺品整理の基本的な料金形態は、部屋の間取りや遺品の量によって、設定されるのが一般的です。具体的な費用の内訳としては、人件費・間取り・居住形態・階段の有無・作業日数・遺品の量・処分費・移動費・買取品の有無など様々な条件によって決定されます。近年では安さを売りにして作業後に多額の追加請求をする悪徳業者も増えています。そういった中でも実際に遺品整理を依頼する前に、どの部分で費用が発生しているのか理解しておくことで、見積もりの段階で業者の方に深掘りをした質問をすることも可能です。ただ二つ返事で返事をすることと、細かく内訳を質問しながら見積もりを決定していくことは双方にとって納得した状態で作業に取り掛かるための大切な要素になります。事前に基本的知識を身につけておくことトラブルの発生を防ぐことが可能となります。
地域に密着しているか
皆様が東京都のお住まいの地域に密着している遺品整理業者なのかという点は、東京で優良な遺品整理業者を探す際の一つの目安になると言えます。遺品整理業者は一般のお客様とは別に、地域の不動産屋さんや葬儀屋さんなど法人と呼ばれるお客様からお仕事をいただく場合も多いです。そういった中で地域に密着している遺品整理業者というのは、地域で独自のつながりを持っている遺品整理業者も数多く存在します。こういった独自のつながりを持つということは、今まで真摯に対応してきた努力の賜物であり、他社様がこの遺品整理業者様に任せれば大丈夫だなという一つの信頼だと分析することも可能となります。そういった情報は主にホームページなどに載っていることも多いため、ホームページの施工実績ページなどから、どういった現場を担当しているのか確認することで分析することで信頼性を確かめることも可能となります。
東京都の遺品整理おすすめ業者
遺品整理プログレス東京
遺品整理プログレス東京のオススメポイント |
・初心者の方にもわかりやすい料金体系! ・豊富なサービスを自社で完結! |
遺品整理プログレス東京は、東京都立川市に事業所を構える、遺品整理から生前整理、不用品回収、ゴミ屋敷片付け、特殊清掃、ペット火葬、ペットタクシー、骨董品買取、リフォーム・ハウスクリーニングまで幅広い事業を展開している企業です。
メディア掲載実績も豊富であり、公式サイトにて様々なメディア掲載実績を確認することができます。
また、年間お問い合わせ実績10,000件以上(※)で遺品整理士認定協会認定優良事業所に認定されています。
(※ 公式サイトに記載 2024年9月執筆時点)
費用例 | 1LDK 2~3時間 30,000円~ 2LDK 3~5時間 60,000円~ |
提供サービス | 遺品整理 生前整理 不用品回収 ゴミ屋敷片付け 特殊清掃 ペット火葬 ペットタクシー(大阪、兵庫、東京) 骨董品買取 リフォーム・ハウスクリーニング 各種手続き代行 不動産整理 解体工事 仏壇クリーニング 消臭・脱臭処理 リサイクル品買取 |
遺品整理士の有無 | 有 |
問い合わせ可能時間 | 24時間 |
代表取締役 | 奥村 拓 |
設立日 | 平成23年8月10日 |
公式サイト | https://www.ihinseiri-progress.com/ |
ライフリセット
ライフリセットは、株式会社アシストが運営する遺品整理相談メディアです。
見積りが無料であるため、お気軽に見積もりを問い合わせることが可能です。
また、年間実績が3,000件(※)のため、経験豊富な信頼できるスタッフがお客様のお悩みを解決します。
(※ 公式サイトに記載 2024年9月執筆時点)
費用例 | 1K 22,000〜 |
提供サービス | 遺品整理 遺品の処分・買取 遺品の供養 お部屋の清掃 |
遺品整理士の有無 | 不明 |
問い合わせ可能時間 | 24時間 |
代表取締役 | 渋谷 雄史 |
設立日 | 2013年 2月 |
公式サイト | https://life-reset.info/ |
プロアシスト
プロアシストは、千葉県茂原市に本社を構える株式会社RISEが運営する遺品整理、生前整理、特殊清掃のプロフェッショナルです。
対応エリアは関東全域と幅広いエリアに対応しております。
海外への販路を直接持っていることで、様々な品目の買取が可能となり、他社では処分費をかけてしまうものを買取できる可能性があるという強みを持っています。
費用例 | 1LDK 3名 ¥100,000~ 2DK 3名 ¥120,000~ |
提供サービス | ご遺品整理 特殊清掃 生前整理 空き家整理 ハウスクリーニング 国内リユース事業 海外貿易リユース事業 リフォーム事業 引っ越し・家財輸送事業 |
遺品整理士の有無 | 有 |
問い合わせ可能時間 | 8:00~20:00 |
代表取締役 | 仲井 琢磨 |
設立日 | 2015年4月 |
公式サイト | https://proassist-east.com/ |
株式会社リリーフ
株式会社リリーフは、本社を兵庫県西宮市に構え、東京オフィスを東京都千代田区に構える遺品整理業を行う企業です。
創業60年と豊富な経験と実績を持ち、年間10,000件(※)のご相談実績を持ちます。
また、全国20店以上展開(※2)していることからも、お客様から信頼されている企業であると言えるでしょう。
(※ 公式サイトに記載 2024年9月執筆時点)
費用例 | 1LDK 3名 88,000円(税込)~ 2DK 3名 132,000円(税込)~ |
提供サービス | 遺品整理・住空間整理サービスリユースサービス |
遺品整理士の有無 | 不明 |
問い合わせ可能時間 | 24時間 |
代表取締役 | 赤澤知宣 |
設立日 | 1953年 |
公式サイト | https://relief-company.jp/ |
東京都の遺品整理業者を選ぶ際の注意点
東京都の遺品整理業者を選ぶ際の注意点に以下が挙げられます。
・追加費用を請求された等の口コミがある
・実際の現場確認を行わずに見積もりを出そうとする
・挨拶がなく無愛想
・ホームページの更新がされていない
追加費用を請求された等の口コミがある
遺品整理の費用は様々な要因から決定します。基本的には作業前に費用が決定し作業がはじまるという流れになるが、作業開始後に追加で費用を請求する業者がいるということも現実です。では、細かくどういった部分で追加請求が起こる可能性があるでしょうか。例をあげると、作業中に箪笥の奥から想定外の遺品が出てきたなどはパターンとして多いです。基本的に遺品を整理する際、遺品の種別によって遺品整理業者が処分会社に支払う費用も変わってきます。例えば、重さで処分費用が決まる一般的な燃えるゴミや木材などから、処分費がかからないプラスティック、値段が付く鉄や銅など種別によって遺品整理業者の処分費用も変わってきます。そういった中で遺品整理業者はお客様に処分費という大きな名目で見積もりを作成することが殆どです。ただ作業中に想定外の遺品がたくさん出てくると、遺品整理業者が考えていた処分費という名目からはみ出てしまうわけです。これが追加請求に繋がるということがかなり多いです。しかし、事前に見積もりを作成した際に遺品整理業者が見落としていたことが悪いのが事実です。事前の見積もりの段階で現場を確認もせずに見積もりをあげてくる業者には注意です。
実際の現場確認を行わずに見積もりを出そうとする
遺品整理の作業は様々な現場状況によって見積もりが決定します。近隣の道路状況や、搬出口の大きさなど実際に確認しなければわからないことがたくさんあります。そう言った中で、実際に現場を見ることなく見積もりを出してくる業者には要注意です。業者は遺品整理物をどの出口から搬出するのが効率的なのかなど、ある程度見積もりの段階で頭の中で計算します。そう言った中で現場を見ていないことで作業開始後に大型の家具をトラックへ搬出することができなかった等のトラブルが発生する原因となります。こうなると困るのはお客様です。ここまで進んでしまうと業者は追加処分費や解体に発生する人件費などを請求します。作業後のトラブルを防ぐ為にも、現場を確認せずに見積もりを出そうとする業者には要注意です。
挨拶がなく無愛想
こちらは作業以前の問題です。無愛想で挨拶がない業者に大切な人の節目である遺品整理を行なってほしい人なんていないですよね。また、遺品整理の作業では隣人の方へ多少の騒音やトラックの停車などご理解をいただかなければいけない場合もあります。こう言った場合に無愛想な態度を取られたら近所の方も不信感を感じると思います。ご近所付き合いも含めて、無愛想な業者には注意しましょう。また業者によっては、隣人の方に気づかれないように作業をしてくれる業者様もいらっしゃいます。もしもそう言った場合には事前に依頼前に聞いてみるのがオススメです。
ホームページの更新がされていない
現代では、遺品整理業者でもホームページを所有するということが当たり前と呼ばれる時代になりました。そういった中でホームページは一つの遺品整理業者としての信用素材であると言えます。例えば、日々の日常を投稿するブログや施工事例ページなどは、実際にどれほど現場を経験しているのかが目に見えてわかります。人気がない業者であれば、投稿する現場もないため必然的に投稿数は少なくなってきます。反対に歴が長く日頃からたくさんの現場を回っている信用のある遺品整理業者であれば、投稿する現場や素材は溢れているはずです。もしかしたら、現場に溢れているが投稿していない業者様もいるかもしれません。しかし、現代はそういった情報をホームページから確認できる時代であり、一つの注意点とも言うことができます。
優良な遺品整理業者を選択するまとめ
結論、東京都の遺品整理業者は様々な業者が存在するということが事実です。私が紹介している業者もほんの一部でありまだまだたくさんの業者が存在しています。そんな中で悪徳な業者が数多く存在していることも事実であり、少子高齢化に伴い業界全体の需要は増えている為それに比例して悪徳業者も年々増加しております。そういった業者から身を守る為にも、あらかじめ知識をある程度付けておくことが大切と言えます。しかし、それはプロと同じような知識をつけろと言っているわけではありません。あくまでも基本的な最低知識のことを指しており、このブログを読むことで最低限の知識はつけられるようになっております。ですがその反面、素晴らしい業者様が東京都にたくさん存在していることも事実です。プロとしてプライドを持って真摯にお客様と向き合っている遺品整理士もたくさんおります。遺品生理という大事な家族とのお別れの為の節目に役に立てることを祈っております。