【東京 遺品整理】遺品整理を自分で行うには

知識

遺品整理は自分で行えるのかどうなのかと悩んでいませんか。遺品整理は遺品整理業者に頼むことが一般的ではありますが、遺品整理業者に頼むことで費用がかさんだり、大切な遺品を分別することができなかったりマイナスな側面もございます。本記事では自分自身で遺品整理を行うコツやポイントを紹介しておりますので、是非参考にしてみてください。実際に遺品整理や片付け業界に在籍していた経験を活かして皆様に最適なご説明をいたします。

東京都で遺品整理業者を使わずに自分で行うメリット

費用を抑えることができる

遺品整理を自分で行うことのメリットの一つ目が、費用を抑えることができるという点です。一般的に遺品整理は業者に頼むと平均10万円前後から50万円前後費用が発生する場合も多いです。そういった中で自分自身で遺品整理を行うということは費用を抑えることが可能となります。しかし、自分自身で片付けるからと言っても、一銭も費用がかからず無料で収まるというわけではございません。遺品の物量によって変化する部分もありますが、家具や家電製品などがあれば処分費用が発生します。ですが、多少の処分費がかかるとはいえ業者に頼むよりも格段に費用を抑えることができるのは間違いない事実です。

遺品の精査を行うことができる

遺品整理を自分で行うことのメリットの二つ目が、遺品の精査を自分自身で行うことができるという点です。一般的に、遺品整理業者に依頼すると具体的な遺品を全て確認することは不可能です。あくまでも業者に依頼する前にあらかじめ遺品を精査していただき、精査したもの以外を遺品整理業者にお願いするという流れとなります。そうすると、事前に精査しきれず業者によって処分されてしまったということも全然起こり得ます。実際の遺品整理の現場では遺品の量が多かったり、作業期間が決まっていたりすることでいくらプロの業者といえど一つ一つの遺品を把握し確認しながら作業を進めるということはできません。防ぐために事前の遺品の精査が大事になってきますが、遺品の量が多ければ全てを把握し精査することはほぼ不可能と言えます。そう言った中で、自分で遺品整理を行うことにより、精査しながら遺品整理することが可能となります。

思い出を振り返ることができる

遺品整理を自分で行うことのメリット三つ目が、思い出を振り返ることができるという点です。一つ一つの物遺品にはそれぞれのストーリーや思い出がございます。いつどんな場所で買った遺品なのか、どれくらいの時間一緒に過ごしどのように使ってきたのか。色々な思い出が詰まってます。あの時の物だなと自分で遺品整理を行うことで思い出を一つ一つ思い出しながら別れの区切りをつけていくことができます。遺品整理業者も家族の方の思いに寄り添うことは大事にしている部分ではあるが、実際の家族と業者とでは思い入れが違うのも事実です。時間がなかったり遺品が多いなど様々な要因はあるかもしれないが、可能な範囲でも是非とも大事な家族の思い出の詰まった遺品へのお別れを行なってほしい。

遺品整理を行うにあたり準備しておくもの

汚れてもいい服装

遺品整理では長年整理していなかったり掃除していなかった部分を整理する為、汚れる可能性が非常に高いです。中には綺麗に整理されている場合もありますが基本的には汚れることが多いですので、汚れてもいい服装を準備しておきましょう。また、夏場であれば体力的な作業も多いため汗をかく可能性もある為、タオル等を準備しておくのもいいかもしれません。

ゴミ袋・ダンボール・マジックペン

基本的な作業は遺品の分別となります。大事に保管する遺品、処分する遺品を分別していく必要があります。そういった中で必要になるのがゴミ袋・ダンボールです。またゴミ袋・ダンボールに仕分けした異品がどの種別なのか、効率的に作業を進めていくためにもわかりやすく記入するマジックペンも必須品となります。

工具類

遺品の中には分解しなければ搬出することができなかったり、一部解体が必要になる家具や電化製品が存在する場合がございます。その場合に必要になるのが工具です。ドライバーやペンチなどが活躍する場面は多岐に渡ります。もし作業前に必要ないと感じていても必要になる場面は必ず出てきます。(実際に作業中に部屋から搬出することができなくて緊急でドアを外すなどの経験もあり)必ず遺品整理の作業開始前には準備しておきましょう。

手袋・安全靴・マスク

作業中に画鋲が落下していたり、釘が抜けていたり遺品整理の作業では危険も伴います。必ず素手や素足で作業するのではなく手袋や安全靴の着用を行いましょう。また埃が口に入ったりする可能性もあるため必ずマスクの着用をしましょう。

遺品整理の実際の作業手順

遺品を処分品と必要なものに仕分けする

遺品を処分品と必要な遺品に仕分けしましょう。権利書などの重要書類や写真、形見、身分証などをこの段階で仕分けしておきましょう。箪笥の奥の方にしまってある場合なども多いので隅々まで細かく確認しておきましょう。また心の整理がつきにくい者に関しては遺品供養に出すこともオススメです。

処分品の中でも買取に出すものを仕分ける

処分品だと思っていた遺品の中でも、実際に買い取ってもらうことで高価な値段がつく遺品の場合があります。実際にヴィンテージなどは高価なものが多く、持ち主が価値に気づいていないことも多いです。その為時間がある場合は一つ一つ細かく価値を調べておくことをオススメします。また、買取業者に査定をお願いしてしまうのもいいかもしれません。ただし、大切な人の大切な遺品はお金で価値を測れないものもたくさんあります。後悔しないように選択しましょう。

分別をする

処分品の中では大まかに分けて、可燃ごみ・不燃ごみ・資源ごみ・粗大ごみに分別する必要があります。細かくはお住まいの市区町村のルールにしたがって分別してください。また処分品の出し方についてもお住まいの市区町村によって細かく決まっている場所が多い為事前に確認しておきましょう。

搬出 

ここまで仕分けが終わったらいよいよ搬出です。お住まいの市区町村のルールにしたがって搬出してください。また、一人では運び出せない家具や大型家電があった場合に関しては迷わず遺品整理業者に依頼しましょう。

遺品整理を業者を使わずに自分で行うことのデメリット

遺品を誤って処分する可能性がある

実際の作業に集中し、冷静に判断できなくなることにより、誤って遺品を処分してしまうということが起こります。遺品整理は人生の中で何度も経験する出来事ではなく、慣れない作業ばかりです。事前に紙に内容をまとめたりすることで対策することは可能です。しかし、遺品の量が多く把握しきれない場合に関しては迷わずプロに依頼することがオススメです

遺品の量が多い

遺品整理はハードな作業です。遺品の量によってはプロでも3日以上かかることも少なくありません。あらかじめたくさんの時間を確保しておくことをオススメします。

近隣への騒音

作業内容によっては、近隣の方へご迷惑をおかけすることも少なくありません。例えばたくさんのゴミを出したり、大型家具の搬出時にマンションの方であれば階段やエレベーターを使用することもあります。東京の遺品整理業者では基本的にお住まいのゴミ捨て場に出すことはありません。

分別ができない

分別は初心者では判断しきれない部分がたくさんあります。また、ただでさえハードな作業にもかかわらず分別に多くの時間を費やしてしまう可能性も高いでしょう。

遺品整理を自分で行うことが難しいと感じたら

迷わずに遺品整理業者に依頼しよう

自分で遺品整理を行うことが難しいと感じた場合は迷わず遺品整理業者に頼みましょう。もし、迷ってる方がいる場合は自分でできるところまで進めるのもいいかもしれません。そうすることで費用などを抑えることができる可能性もあります。しかし、時間などを考えた場合では遺品整理業者に頼むほうが良い可能性もあるので、まずは気軽に無料見積もりからお願いしてみましょう。

物量が多い場合は確実に、遺品整理業者にお願いすることがオススメです。遺品整理は人生において、大切なイベントです。悔いの残らないように選択しましょう。

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